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誰も教えてくれなかった 公営企業監査のツボ 価格: 2,700円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6 公営企業の経理というものは極めて独特である。
基本的には複式簿記・発生主義なのだが、公営企業法は40年前に制定されたまま基本的には変わっていない。その間、世間様では民間企業の会計基準は鬼のように進化しているというのに!「公営企業」という閉じたコミュニティの中で独自の法解釈と行政実例、個々の自治体での業務慣行が積み重なって非常に独特の世界をつくってしまっている。ガラパゴス諸島のゾウガメが独特の進化をしてしまったようなものだ。
従って、単式簿記・現金主義の官庁会計に慣れた公務員が公営企業の経理をさせられると、まず複式簿記と発生主義にビックリする |
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ニュー・パブリックマネジメント―理念・ビジョン・戦略 価格: 2,520円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 〜著者は、日本におけるニュー・パブリック・マネジメント研究の第一人者のようです。公共部門を改革せねばならない、という潮流はここ20年ほどの先進国に共通のもので、逆に言えば現代の自由経済システムにおいて公共部門が担う役割が大きく変わらざるを得ないのでしょう。イギリス・フランス・スウェーデンとヨーロッパが中心で、例としては少ないが、「英〜〜国・ニュージーランド」型モデルと「北欧」型モデルに比較して書いた部分がわかりやすい。それぞれのモデルとも完璧というわけではなく、試行錯誤を続けているという政府のスタンスが見えて、あたかも完璧なシステムを目指していると錯覚させるような、そして顔=責任の所在が見え |
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独立行政法人会計基準の完全解説 価格: 4,200円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 平成16年2月に出版された「独立行政法人会計基準の完全解説」の改訂版。本書は、昨年改訂された「立行政法人会計基準」にも対応している。特に、独立行政法人の減損会計を解説している書物は、今のところ本書だけらしい。それはともかく、独立行政法人の会計においてやっかいな「基準」「注解」「Q&A」の関係を対比表という形で示しており、これだけでも購入する価値があった。 |
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